日常的に肌が荒れてしまうのは、多くの看護師が直面する問題です。今回はその状況にフォーカスし、看護師の肌荒れの問題とその対策をお伝えしていきたいと思います。
まず触れたいのが、夜勤が肌に与える影響です。夜勤は生活リズムを大きく乱し、十分な睡眠の確保を難しくします。結果、肌の新陳代謝が乱れやすくなります。新陳代謝が乱れると肌のバリア機能が弱まるため、乾燥・肌荒れ・くすみといった症状が出てきてしまいます。こういった症状を防ぎたいのなら、こまめにスキンケアを行うことが大事です。できれば業務中は保湿力の高いクリームを持ち歩き、乾燥するごとに塗るようにしましょう。
また、アルコール消毒液の使用による手荒れも、大きな悩みとして挙がります。実際、アルコール液は手の皮脂をごっそり落としてしまうもの。これにより手が乾燥し、ひび割れやかゆみが生じてしまうのです。アルコールによる手荒れが起きた場合は、水分を逃さないしっとり系のハンドクリームを使い、しっかりと保湿しましょう。そして手を洗う必要があるときには、ぬるま湯を使用し、手を優しく洗うことを心がけてください。
さらに、ストレスも肌荒れの一因となります。看護師という職業は、心身ともに負荷がかかりやすく、肌に不調として現れることもあります。栄養・睡眠を取っているにも関わらず、肌荒れが続く場合は、ストレスを疑った方が良いかもしれません。ぜひ趣味や軽い運動など、自分に合った方法でリフレッシュする時間を作りましょう。
健康な肌を保つことは、快適に元気に働く秘訣でもあります。肌荒れに悩んでいる方は、上記の対策を意識してみてください。